2008年01月18日

大企業が顔パスできるルール

ニチアスと東洋ゴム工業が建材の耐火性能を偽装した問題を受け、国土交通省が建材メーカー約1700社を調査した結果、耐火性能試験で国交相の認定を受けた建材と異なる製品を販売するなど不正行為が40社で計77件あったことがわかった。

このうち大手建材メーカーのウッドワンが製造した50棟の住宅の内装壁建材には難燃剤が十分に含まれず、耐火性能を満たしていない可能性があることが判明した。

とここまでは、日経新聞の記事です。人気ブログにクリックお願いします

これらには、2つの問題がある。製造メーカーがコストを下げるために認定に応じた性能を満たさないいわゆる「試験用」と「流通用」を作成していたこと。もうひとつは、耐火性能をはじめとする「国が定める建材の性能基準に矛盾がある」ということ。国が決めた性能を満たそうとすると、住宅コストを圧迫する。また、このような基準は一部大手メーカーの都合により決定基準が左右されうるという点。

小さな企業は、真正直に認定を取ろうと製品開発をするのでコストが高くなる。となると、大量生産する大手メーカーの製品との競争力は弱まる。このような流通におけるランチェスター構造が生まれる。

誤解しないで欲しいのは、これは正論を言っているのではない。あくまで、業界内においてそのような図式を感じざる得ない場面に多々でくわす経験による推測なのです。

例えば、サッシ。アルミサッシはなぜか防火認定を取る必要がない。アルミは燃えないという理由からのようですが、実験してみれば一目瞭然。アルミはいとも簡単に溶けてしまいます。防火認定という基準がなぜ必要かという点から考えれば、性能を見たしているということにはならないはず。

でも、日本の住宅を見渡してみるとほとんどがアルミ。です。日本以外にアルミをサッシの枠に使用している国などほとんどありません。なぜ?熱伝導率が非常に高いため結露しやすくなるからです。

樹脂サッシ
ドイツの一般的な住宅です。どれもこれもほとんどが樹脂サッシです。これが普通なのです。





日本の住宅は、高度成長時代の波に乗り工業化されすぎた産物ではないかと感じます。それが、日本人の生活を豊かにしたとも言えるので一概にわるいとは思いませんが、もうそろそろ本物のライフスタイルを考える時期ではないでしょうか。
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yoshikatuo26162 at 20:17 │Comments(0)TrackBack(0)clip!住まい 

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